経済協力開発機構(OECD)はオープンアクセス情報モデルへと移行しました。
OECDのデータアクセスの拡大は、2014年に統計ポータルやプラットフォームを統合し、オンライン上での自由な閲覧を可能にしたことから始まりました。この度、CCBY4.0ライセンス(クリエイティブ・コモンズ表示4.0国際)を導入することにより、OECD の出版物やデータへのシームレスなアクセスが可能になりました。
マティアス・コーマンOECD事務総長は「オープンアクセス情報モデルの採用は、OECDのすべてのデータ、出版物、分析が、オープンライセンスのもとで誰でも自由にアクセスできるようになるという重要なマイルストーンである」と述べています。「これらの進展は、政策立案者がより良い政策を実現し、今日共有されているグローバルな課題に対する効果的な多国間解決策を見出すことができるよう、エビデンスに基づくデータ、分析、ベストプラクティスの政策提言へのアクセスを確保するものであり、OECDのグローバルな関連性と影響力を強化するというコミットメントを再確認するものである」。
オープンアクセス情報モデルの活用を促進するために、ウェブサイト oecd.org のデザインを刷新しました。コンテンツを効率的に探したり、国別やトピック別でナビゲートできるよう、フィルタリング機能と向上した検索機能を提供しています。これには、ユーザーが自由にアクセス、ダウンロード、共有できるOECDアーカイブの約3万点のカタログも含まれています。
新しくなったoecd.orgで、OECDのあらゆるデータと分析をご覧ください。
OECD Data, Analysis, Knowledge:自由にアクセス、自在に共有
報道関係者のお問い合わせは、OECDメディアオフィス(+33 1 45 24 97 00)までご連絡ください。
OECDは、100カ国以上と協力して、個人の自由を守り、世界中の人々の経済的および社会的幸福を高めるための政策を推進する世界的な政策フォーラムです。