グリーンリカバリー

世界水の日 2023

22/03/2023 PNG

ニューヨークで開催された国連水会議2023には、世界中から首脳が集まり、社会、経済、生態系のあり方にとって水がいかに重要かを再認識する機会となりました。

気候変動は、本来水循環につながっています。気温上昇で蒸発率と降雨パターンが変化しており、干ばつと洪水の頻度が高まっています。土地の乾燥化も土壌と植物の炭素を貯留できる能力に影響を及ぼします。

淡水源にかかる圧力が高まっています。OECDの予測によると、2050年までに世界の水需要は55%増加し、世界人口の40%が深刻な水ストレスにさらされる河川流域で暮らしている可能性があります。

何よりも、淡水の利用可能性は取水(湖沼、川、地下水を汲み上げること)の影響を受けます。過剰な取水は河川の水量の低下、地下水の枯渇、砂漠化につながります。

経済的、社会的、環境的に最も大きな価値を生み出す部門が水を確保できるように、産業部門間で水をうまく配給する仕組みが必要です。

OECDの水に関する研究

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