強靭な医療

肥満という重荷

30/06/2022 PNG

肥満は、OECD諸国全体で深刻な公衆衛生上の問題です。肥満のカテゴリーに分類される人々は、健康を害し短命になる傾向がありますが、その理由は主に、二型糖尿病、様々ながん、脳卒中、喘息などを発症するリスクが高まることによります。

2020年から2050年の間に、太りすぎと肥満が原因となって心疾患を患うケースがさらに4億6200万件、糖尿病が2億1200万件増加し、OECD諸国で平均余命が2.7年縮小すると予測されています。

この問題が注目されたのは、2020年に肥満の人々の方が新型コロナウイルスに感染した際に重症化したり死亡したりするリスクが高いことが明らかになったためです。ある研究によると、病的に太っている人の方が健康的な体重の人よりも新型コロナに感染した際に死亡する可能性が高く、またか体重の患者の死亡リスクが4.2倍も高まる可能性があります。

参考資料: Healthy Eating and Active Lifestyles: Best Practices in Public Health.

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