社会問題

女性議員の割合、2021年は31.6%に

11/03/2022 PNG

OECD諸国の国の議会または下院における女性議員の割合は、2021年末に31.6%に達しました。2002年の20.1%からは上昇しましたが、国の立法機関において議員を男女同数にするにはまだ不足しています。

この割合がこの20年ほどの間にどのように変化してきたかは、国によって顕著に異なっています。日本では、女性議員の割合は依然として低く、2002年から2021年の間に7.3%から9.9%までしか上昇していません。スウェーデンでは45.0%とすでに高かったものが、2021年には47.0%に上昇しました。それに対してメキシコでは、16.0%から48.2%へと急上昇しました。

政府における女性も、一様ではありませんが同様の傾向をたどっています。スウェーデンでは、2005年に女性閣僚の割合が52.4%、2021年は57.1%でした。フランスでは、それぞれ17.6%、50.0%でした。OECD諸国全体では、女性閣僚の割合は現在34.0%です。

詳しくはこちら : OECD Gender Data Portal

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